今回は、会話が噛み合わない原因となった、同じ言葉なのに日本と韓国で意味が違う単語を5つご紹介します。
日本語と韓国語は似ている単語が多く、お互いの言語がわからなくても何となく通じ合えることがよくありますよね。
でも、思わぬところに落とし穴があるのが外国語。
「サラダ」「ヨーグルト」など、日韓共通の単語でも実は意味が全く異なります。
韓国の方と会話をする中で遭遇するかもしれないので、ぜひ頭の片隅に入れておいてくださいね♪
ヨーグルト買ってきて
毎朝ヨーグルトを食べるのが好きな私。
ある日、冷蔵庫を見るとヨーグルトが切れていたので韓国人の彼におつかいを頼みました。
ヨーグルトゥ サワジョ!
요구르트 사와줘!(ヨーグルト買ってきて)
わかった!٩( ‘ω’ )و
・・・と言って買ってきたのがこちら。
ヨーグルトじゃなくて、これはヤクルトじゃん!?!?
彼はお使いができないのではなく、日本語と韓国語の表現の差が原因。
そう、わたしが食べたいヨーグルトは요구르트(ヨーグルトゥ)ではなく、요거트(ヨゴトゥ)が正解でした😂
初めから요거트(ヨゴトゥ)と言っていたら、彼はわたしが食べたいヨーグルトを買ってきてくれたでしょう…。
ちなみに、요구르트(ヨーグルトゥ)はヤクルトですが、ヤクルトと言っても通じます。
ややこしいですね💦
サラダが食べたい!
韓国にいると無性に生野菜サラダを食べたくなるの、わかりますか?
サムギョプサルにサンチュ、炒め料理に入ってる野菜じゃなくて、生野菜にドレッシングをかけて食べたい!
今日の夜ご飯は何食べたい?
サラダ モッコシッポ!
사라다 먹고싶어!(サラダが食べたい)
おう!任せとけ!
・・・と言って買ってきたのがこちら。
これは…想像してたサラダじゃない!!
このマヨネーズ和えは何ー!?
実は、“サラダ”も日本語と韓国語の表現のズレが生じる単語なんです。
違いはわかりますか?
韓国で“サラダ”は、コールスローサラダのようなサラダを指します。
私が食べたかったのは사라다(サラダ)ではなく、샐러드(セrロドゥ)でした😂
2つのサラダが存在するのはトラップすぎます!(T_T)
日本のシュークリームが恋しい
みんな大好きシュークリーム!
生理前は特に食べたくなる、コージーコーナーのカスタードシュークリーム🤤
ア~ イrボン ガソ シュクリm モッコシッポ
아~ 일본가서 슈크림 먹고싶어ㅜㅜ
(あ〜日本に行ってシュークリーム食べたいな…)
シュークリーム?食べたいなら作ってあげる!
え!?本気で言ってる?いつからスイーツ作れるようになったん?
・・・と、本当に材料を準備して作りはじめた彼。
出来上がったものがコチラ↓
これは…カスタードクリーム??
クリームだけで完成と言い張る彼。
実は、彼はシュークリームを知らないわけではないんです。
韓国ではシュークリームの呼び方が違います。
슈크림(シュークリーム)だけいうと、中身のクリームだけを指します。
슈크림 빵(シュークリームパン)と言わないと確実には伝わらないのです!
韓国はなんでもパン
ちなみに韓国では“小麦粉などの粉ベースのものを焼いたら全てパン類”と認識します。
ということは…
マドレーヌ、クッキー、マカロン、ケーキ、屋台で売られているたい焼き、たこ焼きなどなど、全てパンと呼びます😨
特に年配の方ほどその認識が強い傾向にあります。
韓国には、ケーキをメインで販売する「ケーキ屋さん」自体が日本より少ないです。
韓国のパン屋さんに行くとショーケースにケーキがズラーっと並べられていて、マカロンやクッキーなども販売されています。
わかりやすく整理するとこんな感じ!
パン屋さんで買うのが主流なので、全てパンに分類されるのでは?と勝手に解釈をしています😂
この感覚は日本人から見たら分かりにくいですよね…💦
ややこしすぎる韓国のプリン
ある日、プッチンプリンみたいなものが食べたくて堪らなくなった私。
韓国にもプリンってあるの?
プリン?푸딩(プディン)のこと?買ってきてあげる!
・・・と言って買ってきてくれたのは
ゼリー!?!?
そう、私たちが知っている「プリン」も“푸딩(プディン)”と呼びますが、韓国ではゼリーのことも“푸딩(プディン)と呼ぶ人が多いんです💦
容器に入ったゼリーの見た目がプリンと似ているからだと思われますが、日本人にとってはなんともややこしいですよね。
しっかりと伝える+自分の頭の中を整理する伝え方として、ゼリーを젤리푸딩(ゼリープリン)と言う方法があります!
■プリンを食べたいとき
プディン モッコシッポヨ!ジェrリプディン マrゴ!
→푸딩 먹고싶어요! 젤리푸딩 말고!
(プリンが食べたいです!ゼリープリンじゃない方!)
■ゼリーを食べたいとき
ジェrリプディン モッコシッポヨ!
→젤리푸딩 먹고싶어요!
(ゼリープリンが食べたいです!)
では、日本でいうゼリーは、韓国では何を指すのでしょうか?
ややこしすぎる韓国のゼリー
上記で、私たちが考えるプリンという単語は、韓国ではゼリーの意味も含むというお話をしました。
では、韓国語の“젤리:ゼリー”という単語は何を指すのでしょうか?
韓国語の「젤리(ジェrリ)」は英語の「Jelly」からきた外来語ですが、日本でいうゼリーではなく「グミ」を指すんです!!
風邪をひいた時、彼に『ゼリーが食べたい』と伝えたところ、グミを買ってきたので喧嘩になったというエピソードを聞いたことがあります😂
ここでわかりやすくまとめてみたので、しっかり頭に叩き込んでくださいね!
日韓で異なる「ゼリー」「グミ」「プリン」の区別を自然とできるようになったら、あなたは韓国語上級者です👏
まとめ
【ヨーグルト】
■「요구르트(ヨーグルトゥ)」
→ヤクルト
■「요거트(ヨゴトゥ)」
→ヨーグルト
【サラダ】
■「샐러드(セrロドゥ)」
→サラダ
■「사라다(サラダ)」
→コールスローサラダなど和えられた野菜
【シュークリーム】
■「슈크림(シュークリーム)」
→中身のカスタードクリームのみ
■「슈크림 빵(シュークリームパン)」
→シュークリーム
【プリンの2つの意味】
■「푸딩(プディン)」
→プリン
→ゼリー
【韓国語のゼリーの意味】
■「젤리(ジェrリ)」
→グミ
この他にも、食堂で『スンドゥブ1つください』と注文したら“豆腐1丁だけ出てきた!”というエピソードもあります😂
この場合は、語尾に「チゲ(鍋)」を付けて注文しなかったことが原因ですね!笑
学んだ韓国語をいざ現地で応用してみると、思いもよらないところで会話が噛み合ず『えー!?』と思う面白ろエピソードが沢山あります。
大事なことは、“これでもか!”というくらい念入りに韓国の方と会話をすることだと思います。
日韓夫婦・日韓カップルの皆さん、この他にも「噛み合わなかったエピソード」何かありましたら是非教えてくださいね☺️💓
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